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【体験談】2019年秋、20代で不正出血に気づいた日

 2019年秋。大学の卒業論文や国家試験の勉強、アルバイトなどで慌ただしい毎日を過ごしていました。
そんなある日から、少量の不正出血が続くようになったのです。

「なんだろう?でも、そんなに多くないし、そのうち止まるだろう。」
最初はそう思い、深刻には考えていませんでした。

けれども数か月たっても症状は変わらず。痛みもかゆみもないけれど、なんとなく臭いが気になる…。
「これは一度ちゃんと診てもらった方がいいかもしれない」
そう思い、ようやくレディースクリニックに受診することにしました。


レディースクリニックでの診察

 診察室で出会ったのは、宝塚の男役のようにかっこいい女性の先生!
緊張していた私に、安心感を与えてくれる存在でした。

 内診台にのぼり、ドキドキしながら診察を受けていると、先生からこう言われました。
「ちょっと炎症が起きているね。もともと粘膜が刺激に弱そうな感じかな。大したことはないと思うけど、念のため子宮頸がんの検査をしておこうね。」

そう言って行われたのが、子宮頸がん検査(細胞診) でした。


子宮頸がんの細胞診ってどんな検査?

 子宮頸部をブラシのような器具で軽くこすって細胞を採取します。
感覚としては「腕の内側を爪でカリカリされる」ようなイメージ。激痛まではいきませんが、「イデデ…!」となる程度の痛みがあります。

 また、検査後には軽い出血を伴うことが多いです。
これから細胞診を受ける方は、おりものシートや小さめのナプキンを持参すると安心 ですよ。


検査を終えて

 「検査結果は10日後頃。はがきで送ります。特に問題なければ、追加の診察を受ける必要はないから。」と先生に言われました。

私は心の中で、
「炎症って言ってたし、大したことないんだ。よかった。」
そう安堵していました。

でも、この10日後。私は人生で忘れられない言葉を見ることになります――。

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